燃料電池新企画部門情報 |
はじめに 2003年、WEM大会の中にFC部門が加えられて以来、来年10回目を迎えます。 この間に参加チームの皆様から多数のご意見を承りました。 #,FCスタック(燃料電池)がブラックボックス(分解・改造禁止)では面白くない。 #,初期費用(購入費用)と比較し維持管理(メンテナンス)費用が多額である。 #、このクラスのFCは国内メーカーが対応していない。 従って、国外メーカーのレースとなり面白くない。 等々ご意見が寄せられ、また、燃料電池の劣化も著しく、メーカーの撤退も影響し 新規購入も少なく、年々参加チームが減少しております。 このような状況にあってこの度、「株式会社ケミックス」が当大会主管であるクリー ン・エナジー・アライアンス(CEA)の意向をお酌み取り頂、新企画FCCカテゴリーを 加える運びとなりました。 ただし、パテントや燃料電池価格設定等の問題もあり、当CEAも応分の負担を致す 事になりました。 つきましてCEAでは、企業やご賛同頂ける皆様方にごご協賛やご支援金をお願い したいと考えております。 今後、教育効果も高く未来を見据えた地球環境改善の切り札とも位置づけられる、 燃料電池技術の振興及び発展の為に是非実現したいと考えておりますので、ご協 力の程お願い申し上げます。 詳しくは2012年2月18日ソーラーカー等製作講習会(会場東海大学高輪校舎)に 於いてご説明致します。 |
FCC部門の参加資格(制限) 新部門はケミックス製の燃料電池(一定の決められた部分はケミックス製)であること。 従って、車検(燃料電池部分)はケミックス社の認定が必要です。 |
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ケミックス製の燃料電池について(情報) 現在、新企画の燃料電池は、ケミックス製FC-60-18FA(100W)で決められたパーツを 除けば自由に選択出来て自作部品も可能です。 また、100Wから200Wまでは1スタックで増設可です。 現在までの情報としては100Wのものを完成製品として購入した場合消費税を含むと 100万円を超える製品ですが、自分で組み立て、又は自作部品を使用することにより 費用を削減出来ます。 また、毎年の維持管理や増設する場合も必要な増設部品の購入で費用を抑える事が 可能になります。 以上の通り何よりもブラックボックスであった燃料電池部分に手を入れて構造を理解し 創意工夫で仕上げたFCを持ち寄ってのレースになることを期待致します。 #:詳しい価格や部品の選択は下記をご参考ください。 |
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FC-60-18FA(100W)の仕様(PDF) 2012.2.18製作講習会、資料(PDF)
2014大会からFC部門の重点種目としての開催を目指します。 |